升のおコメ

お米っていつまで食べられるの?|いつまでもつ?|お米は生鮮食品|時間が経つとまずくなる|実際いつぐらいまで食べられるのか?|お米に虫がいるときの対処方法|古くなったお米を美味しく炊く|氷、オリーブオイル、はちみつ、みりん

五ツ星⁺三ツ星=8つ星??
お米マイスターが教える

臭い?・カビ?・ムシ・3週間以内

輝くお米

お米っていつまで食べられるの?いつまでもつ?

まず、お米には賞味期限や消費期限はないんです

ちょっと、びっくりですよね

お米は農産物で「生鮮食品」の扱いなんです

でも、実際のところ、いつぐらいまでなら食べられるのでしょうか??

気になったので、調べてみました

お米は生鮮食品|時間が経つとまずくなる?!

「白米」や「分つき米」は精米後、徐々に味が落ちていきます

白米や分つき米ほどではありませんが、実は玄米でも時間とともに少しづつ劣化していきます

なので、特に白米なら買ってから2週間以内で食べたほうが美味しく食べられます

古米臭、ヌカ臭、ツヤが無く粘りもない、なんか食感が悪いなど

何かお米が変だと感じたら、精米日・保管方法を一度見直してみてはいかがでしょうか?

実際いつぐらいまで食べられるのか?

まず、「見た目で判断」してください  

たとえば、

・お米の色が明らかに変だ

・お米が黒っぽいくなっている

・赤黄色っぽく変色している

このような場合、お米に何らかの原因で「カビ」が生えてしまっている可能性もあります

そのようなお米は食べないようにしてください

また、「臭い」のするもの

これは長い間、保存していることで他の物からの臭いが移ってしまった可能性もあります

つまり、「見た目」と「臭い」と「味」で判断するということになります

通常、普通のお米で適切な環境で保管されたものであれば、ある程度の期間が経過しても食べられますが、やはり、お米は生鮮食品という考えで、ある程度の期間で食べきれる量をその都度、買うのが良いでしょう

お米に虫がいるときの対処方法

お米に虫が湧いてしまった場合の対処・処置方法はこちら ↓ ↓

【コクゾウムシの場合】

・明るい日陰の場所で、お米をシートの上に薄く(1cm以内)広げる

・虫は明るいところを嫌い、外へ出ていこうとする

・完全にお米の中に居なくなる

・お米を洗米すると浮いてくるので、取り除く

古くなったお米を美味しく炊く|氷、オリーブオイル、はちみつ、みりん

たまに、ご相談をいただ話で「古くなったお米を美味しく炊く」方法について聞かれます

いろいろな方法がありますが、

1.氷を入れて炊く

2.オリーブオイルをお米2合に対して、小さじ1

3.はちみつをお米2合に対して、小さじ1

4.みりんを米2合に対して、小さじ2

氷を入れるのは、お手軽な夏場の定番のひと工夫ですね

オリーブオイルは、香りが気になる方もいるかもしれませんが、ツヤが出て、弾力が増します

はちみつとみりんはお米の種類によるのか、上手くいく時とそうでない時があります(要検証)

結論:

・美味しく食べるには2-3週間以内目安に食べきれる量をその都度購入する

・お米の保管は冷蔵庫の野菜室で

五ツ星+三ツ星=8ツ星お米マイスター
五ツ星+三ツ星=8ツ星お米マイスター

善太郎Zentaroであなたのお好みのお米を探してみてくださいきっと、食事の楽しみの幅が広がりますよ

さらに、くわしく、、、

稲の種子であるお米は生き物なので、取扱い保管方法によって

適切な環境に保管できればあれば長く保存することもできます

年間を通じて気温15度、湿度70%の温度と湿度を維持できれば

長期の保存ができます

ただし一般の家庭でこのような環境条件は現実的ではないので、

やはり3週間以内を目安に食べきれる量を購入することが大切です

もうひとつ大切なことは、できるだけ新鮮なお米を購入すること

精米してから日数が過ぎてしまったものは、それだけ

美味しく食べられる期間も短くなってしまいます

・湿気厳禁 水に濡れるなどして黒くカビてしまったお米やイヤな臭いのするお米は食べないほうがいいです

・お米につく虫が湧いていたということが、気温が高くなる春ごろから多くなります

代表的なのがコクゾウ虫

以下、国民生活センターより引用

Q.米を購入後、しばらくして食べようと袋の中を見たら、虫がわいていた

A.袋の中にいた虫は、「コクゾウムシ」と思われます。コクゾウムシの混入は、

完全に防ぐことはできないと考えられます

保管方法と保管期間などによっては、卵から孵化(ふか)することがあります

米は、生鮮食品と同じく長期保管には向きません食べる分だけ少しずつ購入し、冷蔵庫などの冷暗所で保管しましょう

最近は、異物混入で問題になることを嫌う販売店の方針や、洗浄や精米といった技術の進歩、流通の進歩等により生鮮食品に害虫がついていることは少なくなり、それに伴い、私たちは、米だけに限らず生鮮食品に害虫や土などはついていなくて「当然」、それが「普通」というような感覚を持つようになってきています

たしかに、米の袋の中に黒い虫がぞろぞろいれば、大変に気味が悪いだろうと想像はできますが、高温多湿の日本で、数カ月も米を放置していれば、コクゾウムシの発生は当然予想すべき事象の範ちゅうです自然の恵みである収穫物を消費するにあたっては、生産者や卸業者、販売業者だけが知識を持つだけでなく、最終的に消費する消費者自身も食品に関する知識を有することは自身にとって非常に大切なことです

なお、コクゾウムシは、15℃以下では発育・繁殖できないため、米を冷蔵庫に保管していれば、コクゾウムシの発生(孵化)は防げます 米袋の中でコクゾウムシが見つかった場合、米を天日干しすれば取り除くことができます 虫の発生が少しであれば、食べるのに問題はありませんが、たくさん発生していた場合、食い荒らされた米がおいしいかは、疑問です

引用終わり


最新情報はインスタグラムで


お寿司屋さんで使うシャリは玄米をあえて貯蔵し、熟成させることで用途にあった米にしています 

お米の保存で特に重要な温度と湿度です

虫対策や劣化を防ぐためにも、冷蔵庫の野菜室に入れて保存することをおすすめします

こぼれ話

お客様へお米の説明をすると、結局、美味しいお米を食べるには

「精米されたお米はできるだけ早く食べたほうが美味しいということですね」と返ってきます

 たしかにそうです

そうなんですが、厳密にいうと精米したてより、1,2日経ったお米の方が美味しいと感じるんです

あくまで、いままでの経験でしかないんですがそんな実感があります

確かに考えてみれば、お米も稲の種子で子孫を残すのが本来の目的 

そこで、人間の都合で種子の表面を圧力を掛け、お米同士を擦りあわせて削り取る(精米)をするわけ

です 

傷つけられた種子は、防衛本能でできるだけ元に回復させようとするでしょう

きっと、その回復までに1,2日の時間が必要なのではないかと考えています

最近では精米前のお米をあえて、貯蔵し熟成させることで味を良くするという方法も注目されています

米の賞味期限を伸ばすには上記4ポイントを守って保存することが大切となります

特に重要な温度調節ですが、虫対策や劣化を防ぐためにも、冷蔵庫などに入れて保存することがおすす

めです