ネオニコ使わないお米|お米の農薬ネオニコチノイド|ネオニコの問題点|ネオニコフリーのおコメ|ネオニコチノイド系殺虫剤の種類

【あなたは大丈夫?!】お米の農薬・ネオニコを使わないおコメ


「ネオニコ」を使わないおコメ???

ネオニコって何??新しいお笑い??それとも猫の種類???

コレ、ちょっと聞きなれない言葉ですよね

初めて聞いたって方も多いと思います

実はコレ、私たちの身近に存在する殺虫剤で農薬なんです

市販のお米などにも普通に使われているんです

たとえば、一般のスプレー殺虫剤やシロアリ駆除剤、ペットのシラミ・ノミ取り、置くタイプのゴキブリ駆除剤、新築住宅の化学建材までetc.

ネオニコとは「ネオニコチノイド系の殺虫剤農薬」のこと

今から30年くらい前、毒性の強いリン酸系農薬の代わりとして世界中で使われ始めた殺虫農薬です

当時は虫には良く効き、人には無害安全ということで急速に広まりましたが、最近ではミツバチなどの昆虫や子供への影響が心配されています

うちのお客様は、お米はもちろんのこと食の全般に渡りこだわりや意識の高い方が多いです

エコファーマーやオーガニックに以前から力を入れている善太郎zentaro・小川屋米穀店もこういった問題があることを発信して知ってもらいたいと思い、こうやって書いています

そして私個人としても、子供を持つ親としても関心があることがらです

ネオニコの問題点

まず、世界各国でミツバチの大量死が発生しています

ミツバチが集めてくれる「蜂蜜」はもちろん、ミツバチで受粉をさせ、結実させている作物などが多くあります

なので農業生産にすごく影響がでるかもしれない

動物性プランクから昆虫まで減少するので、それを食べる魚、鳥、小動物が減る

そうして自然の食物連鎖が崩れていくことに。。。

赤トンボやセミ、バッタ類も減ってきているとの報告もあります

ところで人間は大丈夫なのかー!?!と心配になりますが、調べていくとやはり心配なことが、、、

・低体重新生児の尿から検出

・環境モルモンとしての懸念

・人の神経伝達物質に影響

・欧州食品安全機関(EFSA)は「神経の発達と機能に悪影響を与える可能性がある」と報告

ネオニコは水溶性で残留性が高いので、胎盤を通じて脳に移行しやすい

だから、胎児や子供の脳の発達を阻害する可能性を指摘

人に対して影響、ましてや子供に対して影響がある可能性があるなんてこれは見過ごせません

現状では、EUはじめアメリカ、カナダなどで一部使用制限や禁止されていますが、日本では主だった規制はありません

まとめ:ネオニコフリーのおコメ

ウズラの餌の水にネオニコを混ぜるとふ化率が減少する。(ショック!?)

新潟県佐渡島の「朱鷺と暮らす郷のおこめ」はネオニコを中止してから、トキの半数以上が自然繁殖で生まれたとのこと

当店でも以前から扱っている年間人気ランキングNo1の幻の米「山紫水明米」北信州産の田んぼの近くにも野生のコウノトリがやってきたことがありました

これからも善太郎Zentaro小川屋米穀店は環境や生物多様性に影響を与える可能性があるネオニコチノイド系農薬を使用しないおコメに力を入れていきます!!

参考文献:

農民連・ネオニコフリーのお米を考えよう 

名古屋市環境科学調査センター・名古屋市水域におけるネオニコチノイド系 農薬類の濃度分布

ネオニコチノイド系殺虫剤の種類

アセタミプリド( モスピラン、マツグリーン、カダン、イールダーSG)
イミダクロプリド ( アドマイヤー、ハチクサン、アースガーデン、メリット)
ニテンピラム ( ベストガード、ペダンベスト)
クロチアニジン ( ダントツ、フルスウィング、モリエート)
ジノテフラン (スタークル、アルバリン、ボンフラン)
チアメトキサム ( アクタラ、クルーザFS30)
チアクロプリド (ウィンバリアード、エコワンフロアブル)

※カッコ内は商品名

ここ名古屋エリアは「ジノテフラン」の検出が多いようですね。

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