の米袋

お米の正しい保存方法③|保存容器・保存期間・冷蔵庫保存まで米屋が解説

お米は長期保存できる食品と思われがちですが、実は**野菜や果物と同じ「生鮮食品」です。

精米されたお米は時間とともに酸化が進み、香りや甘みが少しずつ失われていきます。

せっかく美味しいお米を買ったのに、保存方法が間違っているだけで味が落ちてしまうのはもったいないですよね。

そこで今回は、五ツ星お米マイスターの米屋が「家庭でできる正しいお米の保存方法」を分かりやすく解説します。


お米の保存で一番大事な3つ

お米の品質を保つために大切なのは、次の3つです。

① 高温を避ける
② 湿気を避ける
③ 空気(酸化)を減らす

お米は温度が高く湿度が高い環境で、急速に劣化が進みます。

特に夏場のキッチンは30℃以上になることもあり、常温保存ではお米の鮮度が落ちやすくなります。

そのため、お米はできるだけ涼しく湿度の低い場所で保存することが大切です。


お米の保存場所はどこがいい?

家庭で一番おすすめの保存場所は冷蔵庫の野菜室です。

冷蔵庫の中でも野菜室は
・温度が比較的安定している
・湿度が高すぎない

という特徴があり、お米の保存に向いています。

お米の保存温度は15℃以下が理想といわれているため、冷蔵庫での保存は非常に理にかなっています。

保存場所については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

関連よみもの:米の保存場所|五ツ星お米マイスターが冷蔵庫の野菜室をすすめる訳|チルド?冷凍?|保存期間|袋のまま?|保存容器は?|野菜室に入らないんだけど


おすすめのお米の保存容器

お米は袋のまま保存するより、密閉できる容器に移すのがおすすめです。

スーパーで販売されているお米の袋には、小さな空気穴が空いています。

これは積み上げて陳列する際に袋が破れないようにするためですが、保存の面では空気や湿気が入りやすい原因になります。

おすすめの保存容器は次のようなものです。

・ペットボトル
口が狭く密閉しやすい

・ジップロック
冷蔵庫のスペースを有効に使える

・タッパー・保存容器
取り出しやすく使いやすい

・米専用保存容器
計量カップ付きで便利

容器に移すことで、湿気や虫の侵入も防ぎやすくなります。


お米の保存期間の目安

お米は保存状態によっても変わりますが、家庭での目安は次の通りです。

夏(気温が高い時期)
2〜3週間程度

春・秋
約1ヶ月


1〜2ヶ月

冷蔵庫で保存していても、できるだけ早めに食べることが美味しく食べるコツです。

お米は精米された瞬間から少しずつ鮮度が落ちていくため、必要な分だけ購入するのがおすすめです。


袋のまま保存してもいい?

ビニール製の米袋のまま保存している方も多いと思いますが、できれば密閉容器に移し替えるのが理想です。

理由は次の通りです。

・ビニール米袋には空気穴がある
・湿気が溜まりやすい
・虫の侵入リスクがある

特に夏場は、袋のまま保存しているとコクゾウムシなどの虫が発生する原因になることがあります。

密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存することで、こうしたトラブルも防ぎやすくなります。


お米に虫を発生させないために

お米に虫が発生する主な原因は

・高温
・湿度
・長期保存

です。

対策として効果的なのは

・冷蔵庫で保存する
・密閉容器に入れる
・早めに食べる

この3つです。

冷蔵庫保存は温度が低いため、虫の発生を大きく抑えることができます。


まとめ

お米を美味しく保存するポイントは次の通りです。

・保存温度は15℃以下が理想
・保存場所は冷蔵庫の野菜室がおすすめ
・袋のままではなく密閉容器に入れる
できるだけ早めに食べる

お米は保存方法で味が変わる食品です。

ちょっとした工夫で、いつものごはんがより美味しくなります。

お米のことはお米のプロへ。

これからも、皆さんの美味しいごはん生活を応援していきます。

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